サイトを手放したいと考えたとき、最初に悩むのが「どの方法で売るか」ではないでしょうか。売却の方法は大きく分けて、マッチングサイトに自分で出品する方法と、売却代行サービスに任せる方法の2つがあります。
この記事では、サイト売却の方法を全体像から流れ、失敗しないポイントまで順番に整理します。自分で出品する場合と代行に任せる場合の違いも比較するので、ご自身に合う方法を選ぶ参考にしてください。

デジタルアセットパートナーズ編集部
Webサイト・SNSアカウントなどデジタル資産の売却に関する情報を整理して発信しています。
目次
サイト売却の方法の全体像
サイト売却と一口にいっても、何を譲渡するかと、どこで買い手を探すかで方法が分かれます。まずは全体像をつかんでおきましょう。
サイト売却で譲渡する対象と形式
個人のサイトでは、ドメインやコンテンツなど必要な資産だけを選んで譲渡する資産譲渡が一般的です。運営会社ごと売る株式譲渡や、事業単位で切り出す事業譲渡もありますが、法人運営のサイトで検討されることが多い形式です。
| 譲渡の形式 | |
|---|---|
| 資産譲渡 | ドメインやコンテンツなど必要な資産だけを譲渡する。個人サイトで多い |
| 事業譲渡 | サイト事業を切り出して譲渡する。契約や許認可の移転に手続きが必要な場合がある |
| 株式譲渡 | 運営会社の株式ごと譲渡する。負債も引き継ぐため買い手の調査が重要になる |

個人が運営するブログやアフィリエイトサイトであれば、まずは資産譲渡を前提に考えるのが現実的です。
買い手の探し方は大きく4種類
買い手を探す方法には、マッチングサービスへの出品、オークション形式のサイト、知人など個人間の商談、仲介会社や代行サービスへの相談があります。個人間の商談は時間と専門知識が必要になりやすい点に注意が必要です。
- マッチングサービスに自分で出品する
- オークション形式のサイトに出す
- 知人や個人間で直接商談する
- 売却代行サービスや仲介会社に任せる
このうち、実際によく比較されるのが「自分で出品」と「代行に任せる」の2つです。次章以降でこの2つを詳しく見ていきます。
サイト売却の方法を選ぶ前の準備
どの方法を選ぶにしても、事前の準備で査定額や交渉のしやすさが変わります。最低限、次の3点は整理しておきましょう。

収益とアクセスの実績を整理する
買い手が最も重視するのは、収益の安定性とアクセスの推移です。直近の売上・経費・利益と、検索からの流入数がわかる資料を用意しておくと話が早く進みます。
売却する資産の範囲を決める
ドメイン、サーバー、記事データ、画像素材に加え、SNSアカウントやメールマガジン、外注ライターとの関係を含めるかを決めます。含める範囲が曖昧だと、契約段階でトラブルになりやすくなります。
希望価格・時期・引き継ぎ条件を決める
いくらで、いつまでに売りたいか、引き継ぎにどれだけ協力できるかを事前に決めておきます。条件に優先順位をつけておくと、交渉で迷いにくくなります。
- 直近の売上・経費・利益の資料
- アクセス数と流入元のデータ
- 譲渡するドメイン・サーバー・記事の一覧

準備の段階で「手放す理由」も言語化しておくと、買い手への説明がスムーズになり、信頼にもつながります。
サイト売却の方法(マッチングサイトに自分で出品)
マッチングサイトは、売りたい人と買いたい人を引き合わせるオンラインの場です。自分で出品して買い手と直接やり取りするため、自由度が高い方法といえます。

自分で出品する場合の基本の流れ
多くのサービスでは、会員登録、サイト情報の入力、審査、出品、買い手からの問い合わせ対応、条件交渉、成約という順に進みます。審査があるため、収益や運営状況の資料は正確に準備しておく必要があります。
自分で出品するメリット
仲介者を挟まない分、手数料を抑えやすく、価格や条件を自分で決められる点が魅力です。小規模なサイトを手軽に売りたい場合にも向いています。
自分で出品するデメリット
買い手探しから交渉、契約書の確認、資産の移管まですべて自分で行うため、手間と時間がかかる点が最大の課題です。買い手の素性を見極める難しさもあり、不誠実な相手に当たるリスクは自分で負うことになります。
サイト売却の方法(売却代行サービスに任せる)
売却代行サービスは、査定から買い手探し、条件交渉までを代わりに進めてくれるサービスです。本業が忙しい方や、売却の経験がない方に選ばれています。

売却代行サービスの基本の流れ
一般的には、無料査定の申し込み、サイトの確認と査定、買い手の募集、条件交渉、契約と引き渡しという順で進みます。当サイトが案内する売却代行サービスでは、LINEで無料査定を申し込めます。
売却代行に任せるメリット
買い手探しや交渉を任せられるため、自分で動く時間を大きく減らせます。売却の相場感を持った担当者に相談できるので、条件面で迷いにくい点も利点です。
売却代行を使う際に確認したい点
費用体系と、どの範囲までを任せられるかは申し込み前に必ず確認しましょう。案内先のサービスは成果報酬型で相談査定は無料ですが、細かな条件は査定の際に個別に確認してください。

代行サービスを使う場合も、最終的な売却の判断は売り手自身です。提示条件は遠慮なく質問しましょう。
サイト売却の方法を比較(自分で出品と売却代行)
ここまでの内容を踏まえ、自分で出品する方法と売却代行に任せる方法を並べて比較します。どちらが優れているかではなく、ご自身の状況に合うかどうかで選ぶのがポイントです。
| 2つの方法の比較 | ||
|---|---|---|
| 項目 | 自分で出品 | 売却代行 |
| 手間 | 多い(出品から交渉まで自分で対応) | 少ない(査定後は任せられる) |
| 費用 | 手数料を抑えやすい | 成果報酬などの費用が発生 |
| 買い手探し | 自分で問い合わせに対応 | 代行側が進める |
| 向いている人 | 時間があり交渉に慣れた人 | 忙しい人・初めて売る人 |
手間と時間で選ぶ
平日に交渉や書類対応の時間を確保できない場合は、代行に任せるほうが現実的です。反対に、時間に余裕があり、やり取り自体を経験にしたい方は自分での出品も選択肢になります。
費用と手取りで選ぶ
自分で出品すれば手数料は抑えやすい一方、価格交渉で買い叩かれると手取りが減る可能性があります。費用だけでなく、最終的にいくら手元に残るかで比べることが大切です。

迷ったら、まず無料査定で相場を知ってから、自分で出品するか代行に任せるかを決める進め方が無理がありません。
サイト売却の流れ
方法が決まったら、実際の流れを確認しましょう。おおまかには、準備と査定、買い手探しと交渉、契約と引き継ぎの3段階です。

準備と査定
収益や運営状況の資料を整理し、査定を受けて相場を把握します。一般に、売却価格は月間利益の数年分を目安にすると説明されることが多く、媒体によって倍率に幅があります。1社の数字だけで判断せず、複数の情報を比べましょう。
買い手探しと交渉
買い手が見つかったら、秘密保持契約を結んだうえで詳細な情報を開示し、価格や引き継ぎ条件を詰めます。開示する範囲は事前に決めておくと安心です。
契約と引き継ぎ
条件が固まったら契約を結び、代金を受け取ります。その後、ドメインやサーバー、アカウントの移管と運営ノウハウの引き継ぎを行い、完了となります。
| 売却の3段階 | |
|---|---|
| 準備と査定 | 資料の整理と相場の確認 |
| 買い手探しと交渉 | 秘密保持契約と条件の調整 |
| 契約と引き継ぎ | 代金受領とドメイン等の移管 |
- 収益・アクセスの資料を準備する
- 査定で相場を確認する
- 買い手と秘密保持契約を結ぶ
- 価格と引き継ぎ条件を交渉する
- 契約・代金受領後にドメイン等を移管する
サイト売却の方法で失敗しないポイント
売却後に後悔しないために、事前に押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

相場を知らずに売ってしまう
相場を把握しないまま売ると、不当に低い価格で手放してしまう恐れがあります。査定は1社で終えず、複数の情報を見比べておきましょう。
情報開示と秘密保持を曖昧にする
買い手候補にはサイトの収益や運営ノウハウを開示することになります。どこまで見せるかを決め、秘密保持契約を結んでから進めましょう。
税金を考えていない
サイトを売却して得た利益には、所得として課税される場合があります。税区分や金額は個人の状況で異なるため、売却前に税理士などの専門家に確認しておくと安心です。

税金や契約の細かな判断は、個別の状況で変わります。不安がある場合は専門家へ相談してください。
まとめ
サイト売却の方法は、マッチングサイトに自分で出品する方法と、売却代行サービスに任せる方法が中心です。手数料を抑えたい方や時間に余裕がある方は自分で出品、手間を減らしたい方や初めて売る方は代行が向いています。
どちらの場合も、収益・アクセスの資料を整えて相場を把握しておくことが成功の土台になります。まずは無料査定で、ご自身のサイトの評価を確認してみてください。
よくある質問
個人のブログでもサイトは売れますか?
収益やアクセスの実績があれば、個人のブログやアフィリエイトサイトも売却の対象になります。実績が少ない場合は、査定で現状の評価を確認するのが近道です。
自分で出品するのと代行はどちらがよいですか?
時間に余裕があり交渉に慣れているなら自分での出品、手間を減らしたいなら代行が向いています。まず無料査定で相場を知ると判断しやすくなります。
売却までどのくらいの期間がかかりますか?
サイトの規模や条件により大きく異なります。準備や交渉に時間がかかるため、余裕をもって進めるのがおすすめです。
売却すると税金はかかりますか?
利益が出た場合は課税される可能性があります。区分や金額は状況によって異なるので、税理士など専門家に確認してください。









