インスタアカウントの売却を考えたときに最初に気になるのが、自分のアカウントがいくらで売れるのかという相場です。フォロワー数だけで決まると思われがちですが、実際にはジャンルや収益実績、引き継ぎのしやすさまで含めて価格が決まります。
この記事では、インスタアカウント売却の相場をフォロワー数別・ジャンル別に整理したうえで、価格の算定ロジック、相場が下がる要因、相場より高く売るための準備まで解説します。
あわせて、マッチングサイトに自分で出品する場合と売却代行サービスに任せる場合で手取りがどう変わるのかも比較します。

デジタルアセットパートナーズ編集部
Webサイト・SNSアカウントなどデジタル資産の売買に関する情報を発信しています。売却を検討する方に向けて、相場の考え方や取引の進め方を実務目線で整理しています。
この記事でわかること
インスタアカウント売却相場の全体像
インスタアカウントの売却相場は、フォロワー1万人あたり10万円から20万円程度が一つの目安として語られることが多くなっています。ただし実際の成約額はこの目安から大きく上下します。
同じフォロワー数でも、収益実績があるアカウントとそうでないアカウントでは提示される金額が数倍変わることも珍しくありません。まずは相場に幅が出る理由から押さえておきます。
相場に大きな幅が出る理由
買主がアカウントに支払う金額は、フォロワー数そのものではなく、そのフォロワーから将来どれだけの成果が見込めるかで決まります。
集客や販売にどれだけつながるかが価格の根拠になるという構造のため、フォロワー数が同じでも評価は分かれます。数字の見え方が同じでも、中身の質が価格を左右します。
相場を判断するときの3つの材料
売却相場を自分で見積もるときは、次の3点をセットで確認します。どれか1つだけを見ても実勢価格には近づきません。
- フォロワー数と反応率(保存・リーチ・エンゲージメント率)
- 直近の収益実績(PR案件・アフィリエイト・自社商品の売上)
- 引き継ぎのしやすさ(連携メール・認証設定・運用体制の整理状況)

相場表の数字はあくまで出発点です。実際の査定では収益実績と反応率を見て、そこから上下に調整していく流れになります。
フォロワー数別のインスタアカウント売却相場
まずは目安として、フォロワー数の区分ごとの価格帯を整理します。市場で提示されている水準をもとにした概算で、ジャンルや収益状況によって変動します。
| フォロワー数別の売却相場の目安 | |
|---|---|
| 1,000〜5,000人 | 1万円〜5万円程度。収益実績が無いと下限に寄りやすい |
| 5,000〜1万人 | 5万円〜15万円程度。ジャンルが明確だと評価が上がる |
| 1万〜5万人 | 15万円〜50万円程度。PR実績があると上振れしやすい |
| 5万〜10万人 | 50万円〜100万円程度。運用体制の引き継ぎが論点になる |
| 10万人以上 | 100万円以上。事業性を含めた個別評価になることが多い |
フォロワー1万人未満の価格帯
1万人未満のアカウントは、単価が積み上がりにくく数万円台の提示になりやすい層です。一方で、ジャンルが絞られていて反応率が高い場合は例外的に評価されます。
この規模で価格を伸ばすには、フォロワーを増やすよりも収益につながった実績を数字で示すことが近道になります。
フォロワー1万人以上の価格帯
1万人を超えると、企業案件の受注実績が価格の中心的な根拠になります。月間で安定した収益があるアカウントは、フォロワー単価ではなく収益ベースで評価されます。
5万人以上の規模になると、買主側は引き継ぎ後に同じ運用を再現できるかを重視します。運用の属人性が低いほど高く評価されやすくなります。
相場の目安を知りたい方へ
ご自身のアカウントが実際にいくらで評価されるかは、フォロワー数だけでは判断できません。Instagramアカウント売却代行では成果報酬型で相談と査定を無料で受け付けており、LINEから現状の数値をもとにした査定が可能です。
LINEで無料査定を申し込むジャンル別で変わるインスタアカウント売却相場

売却相場はジャンルによる差が大きく、同じフォロワー数でも評価が数倍変わります。広告主が付きやすいジャンルほど価格は高くなります。
美容・コスメ系の相場傾向
美容やコスメは案件単価が高く、売却相場でも上位に位置するジャンルです。商品との相性が明確で、買主が収益化のイメージを持ちやすい点が評価につながります。
一方で競合アカウントが多いため、フォロワーの属性が絞られているかどうかで評価が分かれます。
グルメ・旅行系の相場傾向
グルメや旅行は、店舗や観光関連の案件が継続的に発生しやすいジャンルです。地域が明確なアカウントは、その地域の事業者からの需要が見込めます。
季節変動があるため、通年での実績を示せると相場の上限に近づきます。
ペット・動物系の相場傾向
ペットや動物は拡散力が強く、フォロワーの伸びが早いジャンルです。ただし商品購入に直結しにくく、収益化の面では評価が伸びにくい傾向があります。
グッズ販売や自社商品と結び付いている場合は、この弱点を補えます。
日常・雑記系の相場傾向
テーマが定まっていない日常・雑記系は、買主が活用方法を描きにくく相場は下がりやすくなります。フォロワー数が多くても評価が伸びない典型例です。
売却を前提にするなら、発信テーマを一つに絞ってから実績を積むが有効です。

ジャンルは後から変えにくい要素です。売却を視野に入れているなら、早い段階でテーマを定めておくほど相場は安定します。
インスタアカウント売却相場を決める3つの算定軸

査定では、複数の算定軸を組み合わせて価格が決まります。どの軸が主になるかは、アカウントに収益実績があるかどうかで変わります。
収益ベースの算定
継続的な収益があるアカウントは、月間収益の12カ月から24カ月分を目安に評価されます。Webサイト売買と同じ考え方で、収益の安定性が高いほど倍率は上がります。
この軸で評価されるアカウントは、フォロワー単価よりも高い金額が付きやすくなります。
フォロワー単価ベースの算定
収益実績が無い場合は、フォロワー数に単価を掛ける方法で概算されます。1万人あたり10万円から20万円という目安がこれにあたります。
ただし単価は反応率で調整されるため、実際の提示額は目安より下がることもあります。
資産価値の加減算
運用歴の長さ、投稿の蓄積、ユーザーネームの汎用性といった要素は加点として扱われます。逆に警告履歴や不自然な増加は減点要素です。
これらは金額として明示されにくいものの、最終的な提示額に反映されます。
インスタアカウント売却相場が下がる要因

査定額が想定より低くなるケースには共通した理由があります。いずれも買主から見たリスクが価格に織り込まれた結果です。
購入フォロワーによる信頼性の低下
フォロワーを購入した履歴があるアカウントは、数字の信頼性が疑われて大きく減点されます。短期間の不自然な増加は、インサイトを見れば判別できるためです。
見かけの人数が多くても、実勢価格は相場の数分の一まで下がるという結果になりやすい点に注意が必要です。
反応率が伴っていない状態
フォロワー数に対して保存数やリーチが少ないと、広告媒体としての価値が低く見積もられます。反応率は買主が最初に確認する指標です。
直近数カ月の数値が落ちている場合は、回復させてから売却を検討する方が有利になります。
名義情報や連携設定の不備
連携しているメールアドレスや認証設定が整理されていないと、引き継ぎで問題が起きるリスクが価格に反映されます。
二段階認証の移行やFacebookページとの連携解除は、事前に確認しておく項目です。
凍結リスクの織り込み
Instagramの利用規約はアカウントの売買や譲渡を認めておらず、譲渡後に利用が制限される可能性は買主も理解しています。
過去に警告や制限を受けた履歴があると、そのリスク分だけ提示額は下がります。

減点要因の多くは、売却前に整理しておけば避けられるものです。査定に出す前の準備で提示額が変わるのはこのためです。
査定額が想定より低いと感じたら
減点の理由は数字の見え方や引き継ぎ体制にあることが多く、整理次第で評価は変わります。Instagramアカウント売却代行では相談と査定を無料で受け付けており、LINEで現状の課題を確認できます。
LINEで無料査定を申し込む相場より高くインスタアカウントを売るための準備

買主が価格を下げるのは、判断材料が足りず不確実性が残るときです。準備の方向性は、その不確実性をいかに減らすかに集約されます。
インサイト数値の可視化
リーチ・保存・プロフィールアクセスといった指標を、月ごとに整理した資料にまとめます。スクリーンショットだけでなく推移がわかる形にすると説得力が増します。
数値が伸びている期間と落ちている期間の両方を示す方が、結果的に信頼されます。
収益実績の整理
PR案件の単価と件数、アフィリエイト収益などを時系列でまとめます。収益実績がある場合は月利ベースの評価に切り替わるため、資料の有無が価格に直結します。
入金記録や案件のやり取りなど、裏づけとなる資料も揃えておきます。
引き継ぎ体制の用意
投稿の作成手順、使用しているツール、外注先の有無をマニュアル化しておきます。買主が運用を再現できる状態であるほど評価は上がります。
譲渡後に一定期間のサポートを提示できると、交渉が進みやすくなります。
- 直近12カ月のインサイト推移をまとめた資料
- PR案件の単価・件数・取引先ジャンルの一覧
- 投稿作成から入稿までの運用マニュアル
- 連携アカウント・認証設定の棚卸しリスト
自分で出品する場合と売却代行に任せる場合の相場差
インスタアカウントの売却には、マッチングサイトに自分で出品する方法と、売却代行サービスに任せる方法があります。同じアカウントでも、選ぶ経路によって成約額と手取りは変わります。
| 出品方法による違いの比較 | |
|---|---|
| マッチングサイトに出品 | 自分で価格設定と交渉を行う。掲載料や成約手数料が発生し、買主対応もすべて自分で進める |
| 売却代行サービスに依頼 | 査定から買主探し、条件交渉、引き継ぎまでを任せる。成果報酬型のため成約するまで費用が発生しない |
| 向いているケース | 相場や交渉に慣れていれば出品も選択肢になる。初めての売却や手間を抑えたい場合は代行が現実的 |
マッチングサイトに自分で出品する場合
出品は自分のペースで進められる反面、価格の妥当性を自分で判断する必要があります。相場より安く出してしまい、すぐ成約してしまうケースもあります。
問い合わせ対応や引き継ぎの調整も自分で行うため、時間的な負担は大きくなります。
売却代行サービスに任せる場合
代行では査定から買主探し、条件交渉までを任せられます。成果報酬型で成約するまで費用が発生しないため、初期費用の負担なく相談から始められる点が特徴です。
買主候補への提示資料も整えてもらえるため、準備不足による減額を避けやすくなります。
どちらを選ぶかの判断軸
交渉経験があり相場観を持っているなら、自分で出品する選択肢もあります。判断に迷う場合は、まず査定だけ受けて相場を把握してから決める進め方が無理のない方法です。
査定額を知ったうえで出品に切り替えることもできるため、最初から一つに絞る必要はありません。

相場がわからないまま出品すると、安値で成約してしまうことがあります。先に査定で水準を把握しておくと判断がぶれません。
アカウント単体の売却と事業譲渡で変わる評価額
インスタアカウントの取引は、アカウントだけを渡す形と、アカウントを含む事業ごと譲渡する形に分かれます。どちらの形を取るかで評価額の考え方が変わります。
| 取引形態による評価の違い | |
|---|---|
| アカウント単体の売却 | 規約上の制約や凍結の可能性が価格に織り込まれ、相場から割り引かれた評価になりやすい |
| 事業として譲渡 | 運営している事業の一部として承継するため、事業価値をもとにした評価に近づく |
| 求められる条件 | 事業としての実体、運営の継続性、契約書での条件整理が前提になる |
単体売却で評価が割り引かれる理由
アカウントだけの譲渡は、買主にとって引き継ぎ後のリスクが読みにくい取引です。そのリスク分が差し引かれるため、相場の目安より低い提示になることがあります。
認証バッジは譲渡できないため、その分の価値も評価に含められません。
事業譲渡として進める場合の考え方
アカウントを使った物販やサービスがある場合は、事業ごと譲渡する形を検討できます。この形であれば、売上と利益をもとにした評価が可能になります。
契約書での条件整理が必要になるため、仲介や代行を通して進める方が確実です。
- アカウントを使った売上や取引の実体があること
- 譲渡後も同じ運用を継続できる体制が整っていること
- 譲渡範囲と引き継ぎ条件を契約書で明確にしておくこと
インスタアカウント売却相場と手取り額の差

相場表の金額は成約額の目安であり、手元に残る金額とは異なります。計画を立てる際は差額が出る前提で考えておく必要があります。
手数料として差し引かれるもの
マッチングサイトでは掲載料や成約手数料が、代行サービスでは成果報酬が成約額から差し引かれます。料率はサービスごとに異なるため事前確認が必要です。
引き継ぎに伴う実費や契約書作成の手間も、実質的なコストとして考えておきます。
税金の扱いについて
アカウントの売却で得た利益は課税対象になります。個人の場合は所得区分の判断が必要で、事業としての運用実態があるかどうかで扱いが変わるです。
金額が大きくなるほど影響も大きいため、具体的な申告方法は税務署や税理士に確認することをおすすめします。

成約額だけを見て使い道を決めてしまうと、申告の段階で足りなくなることがあります。手取りベースで考えておくと安心です。
相場と手取りの両方を確認したい方へ
成果報酬型のため、成約するまで費用は発生しません。Instagramアカウント売却代行では相談と査定を無料で受け付けており、LINEから現在のアカウントの評価と進め方を確認できます。
LINEで無料査定を申し込むインスタアカウント売却相場に関するよくある質問
売却相場について検討している方から多く寄せられる質問をまとめました。判断に迷ったときの参考にしてください。
フォロワーが少なくても売却できますか
ジャンルが明確で反応率が高ければ、数千人規模でも取引が成立することはあります。ただし価格帯は数万円程度にとどまることが一般的です。
相場より高い金額を提示されることはありますか
収益実績があり、引き継ぎ体制が整っているアカウントは目安を上回ることがあります。買主にとって導入後の再現性が高いと判断された場合です。
売却するとアカウントが凍結される可能性はありますか
Instagramの利用規約はアカウントの売買や譲渡を認めていないため、可能性はあります。引き継ぎの進め方によってリスクの大きさは変わります。
査定を受けたら必ず売却しなければいけませんか
査定は相場を知るための手段であり、その後の判断は自由です。金額を確認したうえで売却しない選択もできます。
売却までにどれくらいの期間がかかりますか
買主探しから引き継ぎまで、数週間から数カ月かかるケースが一般的です。ジャンルや価格帯によって変わります。

迷った段階で査定だけ受けておくと、売却する場合もしない場合も判断の基準ができます。まずは数字を知るところからで問題ありません。
まとめ
インスタアカウントの売却相場は、フォロワー1万人あたり10万円から20万円が目安とされるものの、ジャンルと収益実績で大きく上下します。相場表の数字は出発点として捉えるのが実態に近い見方です。
価格を左右するのは、買主から見た再現性と不確実性の少なさです。インサイトの整理、収益実績の可視化、引き継ぎ体制の準備という3点を進めておけば、同じアカウントでも提示額は変わります。
また、成約額と手取り額は手数料や税金の分だけ差が出ます。自分で出品するか代行に任せるかを含め、まず査定で現在の水準を把握することから検討を始めるのが確実です。
まずは無料査定で相場を確認する
Instagramアカウント売却代行は成果報酬型のため、相談と査定は無料で受けられます。フォロワー数やジャンル、収益状況をもとにした評価をLINEで確認できるので、売却するかどうかの判断材料として活用できます。
LINEで無料査定を申し込む



